鉄の頁 > 鉄道旅行記 > 関東旅行08 4日目 2008年3月16日

3日目後編へ戻る


見性寺の狢塚

4日目は東京とその周辺の観光の日。最大の目的は大宮の鉄道博物館だったが、その前にまず亀有駅近くの見性寺にある狢塚へ。

南千住(東京都)8:19頃発

常磐線・快速

北千住(東京都)8:32頃着/8:35頃発

常磐線

亀有(東京都)8:42頃着

亀有駅亀有駅
▲亀有駅前には「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公、両津勘吉の銅像

明治のはじめに常磐線が開通した際、列車が本来の本数より多いという噂が広まった。その噂がやんだある日、線路で死んでいるたくさんの狸(狢(むじな))が村人に発見され、「狸たちが汽車に化けて線路を走っているうちに、本物の汽車にはねられて死んだのだ」と考えた村人達は見性寺に塚を築いて供養した。それが狢塚。現在、塚は無くなってしまったが、昭和28年に造られた石碑が境内の片隅にひっそりとある。

見性寺見性寺
▲狢塚と見性寺



鉄道博物館

亀有を後にして、いよいよこの日のメインディッシュ、大宮の鉄道博物館へ。

亀有(東京都)9:14頃発

常磐線

新松戸(千葉県)9:27頃着/9:32頃発

武蔵野線

南浦和(埼玉県)10:00頃着/10:06頃発

京浜東北線

大宮(埼玉県)10:18頃着

大宮駅
▲大宮駅からは埼玉新都市交通のニューシャトルに乗車

大宮(埼玉県)10:34頃発

ニューシャトル

鉄道博物館(埼玉県)10:37頃着

鉄道博物館駅
▲鉄道博物館駅に到着。旧称は大成駅

亀有駅から遠回りのルートで行ったこともあって、鉄道博物館に着いた時には開館時間から30分ほど過ぎていた。入り口前には長蛇の列!さすがの人気だ。日曜日ということもあって小さなお子さんを連れた家族連れの姿が目立っていた。

鉄道博物館鉄道博物館
▲鉄道博物館に到着

普通は博物館というと入場券を買って入館するが、ここでは入り口に駅にあるような自動改札機があり、SuicaなどICカードをタッチして入館する。私も含めSuicaを持ってない人は改札機の手前にある自動販売機に入館料(大人1,000円)を投入し、ICカードを(一時的に)購入することで入館できる。

鉄道博物館鉄道博物館
鉄道博物館鉄道博物館
鉄道博物館鉄道博物館
鉄道博物館
▲館内の様子

スバラシイ内容もさることながら、展示の仕方のセンスも良い。まさに鉄道好きの聖地と言うべき場所だ。ただ、小さい子供がうるさかったのと混雑には閉口。休日は外したほうが良さそうだ。

駅弁販売コーナーで漫画「鉄子の旅」とのコラボ駅弁を買って退館。ちなみに退館時は有人のゲートを通る際に最初に購入したICカードを渡し、代わりに記念のカードをもらう。



今宵の宿確保〜再び河童寺

鉄道博物館を後にして上野駅へ。2日目に買えなかった今戸焼の河童を買うために曹源寺へ向かう。

鉄道博物館(埼玉県)12:23頃発

ニューシャトル

大宮(埼玉県)12:26頃着/12:50発

高崎線・894M

上野(東京都)13:15着

上野駅到着後、まずはみどりの窓口の指定席券発行機で、今夜東京駅を出る大垣行きの夜行快速「ムーンライトながら」の空席をチェック。3時間ほど前に大宮駅で調べて駄目だったのだが・・・なんと空いていた!もちろん購入!青春18きっぷを使用しているのでわずか510円で“今宵の宿”兼“西への足”を確保したことになる。「ながら」に乗れなければ新幹線か寝台特急に乗らざるをえず、かなりの出費を覚悟していたので、この急な好転に少しボーっとしつつ駅近くの公園へ(しかし後に寝台特急「富士」「はやぶさ」が廃止されたことを考えると、それに乗るチャンスを逃したのは微妙だったか)。鉄道博物館で買った駅弁で昼食。

「鉄子の旅」駅弁「鉄子の旅」駅弁
「鉄子の旅」駅弁
▲漫画「鉄子の旅」プロデュースの駅弁「日本縦断弁当〜こだわり東日本編〜」

菊池直恵さんによる「鉄子の旅」の書き下ろし漫画が付いていてファンにはたまらない駅弁。また、説明書きによれば上の写真のような焼印が入った蒲鉾は珍しいのだとか。ラッキー!

食後に徒歩で曹源寺へ。

曹源寺曹源寺
曹源寺
▲再び河童寺・曹源寺

今度はお寺の方がいらっしゃって、無事に今戸焼の河童をゲット!



稲荷鬼王神社〜ムーンライトながら

曹源寺を後にし、上野駅から山手線で新宿駅へ。駅近くにある稲荷鬼王神社を目指す。駅前の道路地図が分かりにくく、苦労したがなんとか到着。

上野(東京都)15:00頃発

山手線

新宿(東京都)15:25頃着

稲荷鬼王神社
▲稲荷鬼王神社に到着

文文政年間(1818〜1829年)、加賀美某という旗本の屋敷にあった手水鉢は、うずくまった鬼が頭に手水鉢を載せているという珍しい形だったが、毎晩この手水鉢から井戸で水を浴びるような音が聞こえるので刀で切りつけたところ、家人に病災が頻発したため、天保4(1833)年に現在の新宿歌舞伎町にある稲荷鬼王神社に寄進され、今でも境内にある。もともとは鬼の肩の部分に刀傷があったらしいが、今は風化のためか見られない(写真を撮っているとき、神社の方らしきオバチャンが見やすいようにか鬼に水をかけてくれたが、やっぱり見えず)。

稲荷鬼王神社稲荷鬼王神社
▲鬼の手水鉢

是非見てみたかった手水鉢だったので、大満足。場所柄なのか見るからにホストやキャバクラ嬢という感じの人が時折お参りに来るのも印象的な神社だった。また訪れたい場所である。

さて、とりあえず東京で見たかったものはすべて見たので、「ながら」の発車時刻まで時間を潰さなくてはいけない。事前に調べてきた情報を頼りに東京BOOKOFF巡りを開始(笑)。山手線や中央本線沿線の店を全部で5つほど回り、本とCDを購入。そして東京駅へ。

東京駅
▲昼に食べた駅弁のポスター@東京駅

夕食に駅弁「深川めし」を購入して食す。そしていよいよホームへ。夜行快速「ムーンライトながら」に乗車。

深川めし深川めし
▲深川めし

ムーンライトながらムーンライトながら
▲ムーンライトながら

東京(東京都)23:10発

東海道本線・快速「ムーンライトながら」

大垣(岐阜県)6:45着

乗ってしばらくたったころ、途中から乗ってきた人がやって来ていわく「ここ私の席です」。そんな馬鹿なと自分の切符を見ると・・・ややっ、間違っている!慌てて席を移動しましたが、こんなミスは初めてだったので凹んだ(泣)。しかし車内改札の際に車掌さんは何も言わなかったんだが・・・無用なトラブルを避ける意味でも、ちゃんと切符を見てほしいものです・・・と自分を棚に上げて憤慨(苦笑)。

ムーンライトながら
▲車内

車内放送が途中から無くなるとアナウンスがあったが無くならず(笑)、室内灯も付きっぱなしで眠れないので、BOOKOFFで購入した本を読みつつ夜を明かした。夜が明ければ最終日だ。



<交通費>

青春18きっぷ(1日分)         :2,300円
ニューシャトル(大宮〜鉄道博物館)往復運賃:360円
「ムーンライトながら」指定席券      :510円

計:3,170円



4日目へつづく