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伽耶院の臼稲荷
2012-11-18 寺の境内の一角に不思議なお稲荷さんがある。

伽耶院の臼稲荷
がやいんのうすいなり/兵庫県三木市志染町大谷

紅葉の名所として知られる伽耶院(がやいん)。その一角に小さな変わったお稲荷さんがあることに、訪れる人たちは気が付いているのだろうか?鳥居から祠までの短い参道は石臼を使った石畳、祠の土台も石臼で、100個は下らないであろう石臼が規則的に美しく積まれている。

ある干害の年、村人同士が田の間を臼で仕切って他人の田に水がいかないようにしていたところ、ある夜その臼を取り除いている白衣の老人がいた。怒った村人が老人を打ったところ、老人の姿が消え、この稲荷神社に血がついていたという。老人に化けた狐が石臼を取り除いて水を均等に分配していたのだった。自分達の愚行を恥じた村人達が石臼をここに奉納し、臼稲荷と呼ばれるようになったのだという。

これも何か謂れがあるのか、稲荷の傍にあるモミジの樹は根元に石臼を抱き込んでいる。不思議な姿である。


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