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大窪の鳴岩
2012-8-22 果樹園の傍の空き地に、鑿跡が残る大岩がそびえる。

大窪の鳴岩(夜泣き石)
おおくぼのなきいわ(よなきいし)/岡山県岡山市北区大窪

JR吉備線の備前一宮駅から北へ歩くこと30分ほどの大窪という地に、鑿の跡が残る大きな岩が鎮座している。

豊臣秀吉による備中高松城の水攻めに使うために、石工がこの岩を割ろうとした。ところが、岩が泣き出した(鳴り出した、あるいは割れずに石工が泣いたとも)ために作業中止となった。ゆえにこの岩を鳴岩という。鳴岩の解説板には“岩から染み出す水銀を採取した跡の亡骸石(なきがらいし)の転訛”という説も紹介されていたが、それはかなり無理があるような・・・。事実はどうあれ、そんな科学的(?)解釈はこの堂々たる岩には蛇足だ。

ちなみに「妖怪ウォーカー」(村上健司著/角川書店)では「岡山の夜泣き石」として紹介され、夜毎泣いたことからそう呼ぶと書かれているが、あまり一般的ではない呼称なのか、駅前の観光案内版も“鳴岩”という名称を用いていた。なお、岩は細い道沿いの物置(?)の影にあって非常に分かりにくいので、可能なら地元の人に尋ねるのがベストだろう。


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