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河童淵(カッパ淵)
河童淵
2006-8-21 清らかな水が流れる小川。ここに河童が棲んでいるという。

河童淵(カッパ淵)
かっぱぶち/岩手県遠野市土淵町土淵

遠野といえば河童、河童といえば河童淵だろう。遠野には何箇所か河童淵があるようだが、もっとも有名なのがこの土淵にある河童淵だ。

<遠野物語 第58話>
小烏瀬川(こがらせがは)の姥子淵(をばこふち)の辺に新屋の家といふ家あり。ある日淵へ馬を冷やしに行き、馬曳きの子は外へ遊びに行きし間に、河童出でてその馬を引き込まんとし、かへりて馬に引きずられて厩の前に来たり、馬槽に覆はれてありき。(後略)

馬槽(うまふね=舟形の飼葉桶)の下から村人に見つかった河童は、もう馬に悪戯はしないと約束し放されたという。この土淵の河童淵は小烏瀬川の枝沢として農業用水に利用されている蓮池川(はせきがわ)にあり、遠野物語に書かれた場所ではないようだが同様の話が伝わっている。淵の傍らにある阿部屋敷の下男が馬を洗っていた際にそういうことがあったのだという。

また、淵の近くには常堅寺(じょうけんじ)という寺があるが、ここには河童狛犬(カッパ狛犬)という頭に皿がある1対の狛犬がある。お寺が火事になったおりに河童が消火に協力したことから当時の住職が作ったのだという。


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