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バタバタ石
2013-4-8 バタバタ石の石碑。

バタバタ石
ばたばたいし/広島県広島市中区大手町

広島電鉄の鷹野橋駅の近く、商店街のアーケードの入り口付近に、安曇野の道祖神を思わせる小さな石碑がある。

江戸時代、城下の大火の後に、この辺りではバタバタと筵や畳を叩くような不思議な音がすることがあり、このような音を立てる妖怪がバタバタ(婆多婆多)なのだという。見に行っても姿は見えず、原因はこの場所にあった触ると痕になる石(あるいは石の精)の仕業ともされ、バタバタ石と呼んだ。冬の夜、雨北風が噴出したときに六丁目(この辺りは元禄年間に六丁目村として埋め立て造成された土地)七曲の辺りにあらわれることが多いという。また、ある人はバタバタ石の中から小人が現れて石を叩いているのを見つけ、捕まえようとしたが石の中に戻ってしまったので、石を持って帰ったところ石と同じような痣が顔にでき、慌てて石を元の場所へ戻すと痣も消えたという。そうした伝説を記念してこの石碑が作られたようだが、町興しというわけでも無さそうだし、どういう目的で作ったのだろう?

こうした音の怪は西日本各地にあり、“畳叩き”などとも呼ばれるらしい。


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