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動物コインコレクション(鳥類)
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ダチョウ ●エミュー ●キーウィ ●セキショクヤケイ(ニワトリ) ●クロライチョウ ●ジュズカケバト(ギンバト) ●タンチョウ ●ハゴロモヅル ●ヤマシギ ●ハシグロアビ ●ダイサギ ●ヨーロッパヒメウ ●アジアヘビウ ●サンショクウミワシ ●イヌワシ ●コンドル ●ケツァール ●ヤシオウム ●コトドリ ●ベニハシガラス ●オオフウチョウ ●ホオダレムクドリ ●ホオグロスズメ
ダチョウ Struthio camelus / ダチョウ目ダチョウ科
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タンザニア旧20セント硬貨/材質:ニッケル黄銅
タンザニア旧20セント硬貨裏タンザニア旧20セント硬貨表
(左)裏:ダチョウ/(右)表:初代大統領ジュリウス・カンバラゲ・ニエレレ
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アフリカの有名な飛べない鳥(かつては西アジアにも生息)。現生の鳥類では世界最大にしてダチョウ科唯一の種。卵もこれまた世界最大。肉は食用とされるが、旧約聖書に食べてはならないと書かれているためユダヤ教徒は食べないのだとか・・・。卵も食用とされるが、あまり美味しくないらしい。

なお、タンザニアの通貨単位はタンザニア・シリングおよびセントで、1シリング=100セント。また、現在実際に流通している硬貨は50、100、200シリングだけ。通貨単位としてもセントは使われていない。

エミュー Dromaius novaehollandiae / ヒクイドリ目エミュー科
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オーストラリア旧50セント硬貨/材質:白銅
オーストラリア旧50セント硬貨裏オーストラリア旧50セント硬貨表
(左)裏:国章(アカカンガルー、エミュー)/(右)表:エリザベス2世
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オーストラリア全域の草原や砂地などの拓けた土地に分布する有名な飛べない鳥。オーストラリアの国鳥。ダチョウの仲間と思いきや、ダチョウとは違う目に属するとは意外。ただしダチョウ目ヒクイドリ科に分類する説もある。珍しい12角形のコインの裏面、国章の右側にデザインされている。

50セントの現行の硬貨は裏は同様だが、表面のエリザベス2世がお年を召した姿になっている。旧6ペンス硬貨は通貨単位がポンドだった時代のオーストラリアのもので、銀貨である。骨董市の「1枚100円」で売られている海外の硬貨の中にはこんなのも紛れており、まるで宝探しのようだ。



オーストラリア旧6ペンス硬貨/材質:銀(92.5%)
オーストラリア旧6ペンス硬貨裏オーストラリア旧6ペンス硬貨表
(左)裏:国章(エミュー、アカカンガルー)/(右)表:ジョージ5世
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キーウィ Apteryx australis / キーウィ目キーウィ科
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ニュージランド旧20セント硬貨/材質:白銅
ニュージランド旧20セント硬貨裏ニュージランド旧20セント硬貨表
(左)裏:キーウィ/(右)表:エリザベス2世
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ニュージーランドに生息する有名な飛べない鳥であるキーウィ(kiwi)は5種いるが、コインのものは羽にまだら模様があるようには見えず、また分布が局地的なものはデザインに採用しないだろうからA. australis(キーウィ:南島に分布)とA. mantelli(和名無し;北島に分布)のどちらかだろう。この2種はかつて1種(A. australis)と考えられていたのが、2000年頃に分けられたという経歴を持っており、このデザインが使用され始めたのが1967年ということで、ここでは分割前の旧分類に従いA. australis(キーウィ)としておく。

体重の4分の1くらいの重さの巨大な卵を産むことでも知られるキーウィ。所属する目(もく)はキーウィ目の他に、モア目、ダチョウ目とする説もある。

セキショクヤケイ(ニワトリ) Gallus gallus / キジ目キジ科
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フランス旧10フラン硬貨/材質:アルミニウム青銅
フランス旧10フラン硬貨裏フランス旧10フラン硬貨表
(左)裏:ニワトリ、月桂樹の枝/(右)表:女性(マリアンヌ?)の横顔
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東南アジアに分布するセキショクヤケイを家禽化したのが亜種ニワトリG. g. domesticus。食用や羽毛を利用するために世界中で飼育されている。法的に定められてはいないが雄鶏はフランスの国鳥であり、コインのデザインになっているようだ。

なお表面の女性は、フランス共和国の象徴、もしくは擬人化されたものであるマリアンヌと思われる。自由の象徴ともされ、“自由の女神”はこのマリアンヌ。

クロライチョウ Tetrao tetrix / キジ目ライチョウ科
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ノルウェー旧2オーレ硬貨/材質:青銅
ノルウェー旧2オーレ硬貨裏ノルウェー旧2オーレ硬貨表
(左)裏:クロライチョウ/(右)表:王冠、ノルウェー国王オーラヴ5世のモノグラム
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極地を含むユーラシア大陸北部に分布。和名の通り雄は(青みを帯びた)黒色だが、雌は赤みを帯びた褐色。また、雄は人間のイビキのような声で鳴くという。一度聞いて見たいものだ。日本に住むライチョウと同じライチョウ亜科だが別属に分類されている。

なお、ノルウェーの通貨単位はクローネで、その100分の1がオーレ。現在は2オーレ硬貨は発行されておらず、最小の額面の硬貨は50オーレ。

ジュズカケバト(ギンバト) Streptopelia risoria / ハト目ハト科
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ハンガリー旧10フィレール硬貨/材質:アルミニウム
ハンガリー旧10フィレール硬貨表ハンガリー旧10フィレール硬貨裏
(左)表:ギンバト/(右)裏:額面
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ハンガリー旧10フィレール硬貨については参考にしているサイトNumistaにこの鳥がDoveだという情報があり、Doveは野生のハト、特にコキジバトStreptopelia turturを指すということから最初はコキジバトとしたが、オリーブの枝をくわえているこのデザインは旧約聖書の一場面に由来する平和の象徴で、絵に描かれた場合は大概白い鳩。ということで白い鳩として代表的なギンバト(古くから世界中で飼育されていたジュズカケバトの白変種)とした。しかし、ハトの種は限定しないほうが良いのかも。

ハンガリーの通貨単位はフォリントで、その100分の1がフィレール(現在は使われていない)。バチカンは現在はユーロだが、かつてはリラ(複数形はリレ)だった。



バチカン旧2リレ硬貨/材質:ステンレス
バチカン旧2リレ硬貨表バチカン旧2リレ硬貨裏
(左)表:国章、その下の盾にギンバト/(右)裏:キリスト?
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タンチョウ Grus japonensis / ツル目ツル科
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韓国500ウォン硬貨/材質:白銅
韓国500ウォン硬貨表韓国500ウォン硬貨裏
(左)表:タンチョウ/(右)裏
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日本人にとって鶴といえばこのタンチョウ。日本では主に北海道で1年中見られる(留鳥)が、韓国では冬鳥として見られる。英語ではJapanese craneManchurian crane、またはRed-crowned crane

ところで、500ウォン硬貨といえば思い出されるのが変造500ウォン硬貨事件。この500ウォン硬貨を削って重さを500円硬貨に合わせた物を自販機に投入し、返却レバーを使って価値が10倍の500円硬貨を得るという手口だった。当時のニュース映像で削られたこの硬貨の映像が流れていたが、こんなデザインだったとは。

ハゴロモヅル Grus paradisea / ツル目ツル科
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南アフリカ旧5セント硬貨/材質:白銅
南アフリカ旧5セント硬貨裏南アフリカ旧5セント硬貨表
(左)裏:ハゴロモヅル/(右)表:旧国章(スプリングボックオリックス
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南アフリカの国鳥で、高原の水場の周辺にある乾燥した草原に生息する。英語ではBlue crane。害鳥としての駆除などにより生息数は激減しており、1993年における生息数は21,000羽未満だそう。

なお、南アフリカの通貨単位はランドで、その100分の1がセント。国章は2000年まで使われていたもの。

ヤマシギ Scolopax rusticola / チドリ目シギ科
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アイルランド旧50ペンス硬貨/材質:白銅
アイルランド旧50ペンス硬貨アイルランド旧50ペンス硬貨
(左)裏:ヤマシギ/(右)表:アイリッシュ・ハープ
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珍しい七角形のコイン。最初はアイルランドの国鳥であるミヤコドリHaematopus ostralegus(チドリ目ミヤコドリ科)かと思ったが、ヤマシギ類(woodcock)という情報と分布から、ヤマシギ(Eurasian woodcock)とした。夏にユーラシア大陸の中緯度地域で繁殖し、冬季はヨーロッパやアフリカの地中海沿岸やインド、東南アジアなどに渡って越冬する(日本でも北海道では夏鳥、西日本では冬鳥、間の地域では留鳥として見られる)。

食用として好まれ、アイルランドも含め各地で狩猟の対象となっており、元々ヤマシギを狩っていた狩猟犬のアメリカン・コッカー・スパニエルの「コッカー」もwoodcockに由来する。

ハシグロアビ Gavia immer / アビ目アビ科
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カナダ旧1ドル硬貨/材質:ニッケル(青銅メッキ)
カナダ旧1ドル硬貨裏カナダ旧1ドル硬貨表
(左)裏:ハシグロアビ/(右)表:エリザベス2世
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珍しい11角形。最初見た時に鴨の仲間かと思ったが、そうではなくハシグロアビという情報があった。別名ハシグロオオハム。北米北部とグリーンランド沿岸で繁殖し、冬季は北米やヨーロッパの沿岸に渡り越冬。日本では迷鳥として岩手県と青森県で観察記録がある。カナダの国鳥だという情報が散見されるが、カナダの国鳥はまだ決まっていないようで、少なくとも2010年5月の時点ではどの鳥を国鳥にするかというネット投票が行われている段階だ。

1987年から発行されているハシグロアビ(英語ではCommon loonまたはGreat Northern loon)がデザインされた1ドル硬貨は「ルーニー(Loonie)」という愛称で呼ばれ、カナダの人に親しまれているらしい。現行の硬貨も裏面は同様だが、表面のエリザベス2世がお年を召した姿になっている。

ダイサギ Ardea alba / コウノトリ目サギ科
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ハンガリー5フォリント硬貨/材質:ニッケル黄銅
ハンガリー5フォリント硬貨表ハンガリー5フォリント硬貨裏
(左)表:ダイサギ/(右)裏
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主要な参考資料の1つNumista(海外のサイト)ではこの鳥をCrane bird(鶴)としているが、この姿は鶴じゃなくて鷺だろう・・・。というわけでWikipedia(英語)を信用してこのサイトではGreat egret(ダイサギ)とした。ヨーロッパに分布する亜種、オオダイサギA. a. albaは日本でも冬鳥として見られ、また日本では夏鳥として亜種、チュウダイサギA. a. modesta(別種とする説もある)が見られる。

ヨーロッパヒメウ Phalacrocorax aristotelis / ペリカン目ウ科
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イギリス王室属領マン島旧1ペニー硬貨/材質:青銅
イギリス王室属領マン島旧1ペニー硬貨裏イギリス王室属領マン島旧1ペニー硬貨表
(左)裏:ヨーロッパヒメウ/(右)表:エリザベス2世
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パッと見ペンギンかと思ったがそんなことは無く、ヨーロッパヒメウ。しかし泳ぎや潜水はペンギンに負けないぐらい得意で、45メートルも潜った記録があるらしい。主な餌はイカナゴ。ヨーロッパ西部や南部、アジア南西部、アフリカ北部に分布し、マン島を含むヨーロッパ北西部のものは基亜種のP. p. aristotelis

アジアヘビウ Anhinga melanogaster / ペリカン目ヘビウ科
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シンガポール旧5セント硬貨/材質:白銅
シンガポール旧5セント硬貨表シンガポール旧5セント硬貨裏
(左)表:アジアヘビウ/(右)裏:稲穂
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ヘビウ類(Snakebird)という情報と分布から、アジアヘビウ(Oriental Darter)と結論。細長い頸を水面上に出して泳いでいる姿がヘビに見えることからヘビウと呼ばれ、潜水して先が尖った嘴で魚を突き刺して捕らえるのだそうだが・・・突き刺した後どう処理するのか気になる。嘴が開けられないのでは?(笑)なお、ウ目に分類する説もあるようだ。

サンショクウミワシ Haliaeetus vocifer / タカ目タカ科
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ボツワナ50テベ硬貨/材質:鉄(ニッケルメッキ)
ボツワナ50テベ硬貨裏ボツワナ50テベ硬貨表
(左)裏:サンショクウミワシ/(右)表:国章(サバンナシマウマなど)
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アフリカ(サハラ砂漠以南)に分布する猛禽類。和名の「サンショク」は「三色」で、頭部から背面と尾羽の羽毛は白、翼の一部、腹部や後肢の羽毛は赤褐色、翼の大部分の羽毛は黒であることから。英語名African fish eagleの通り主食は魚だが、リフトバレーのソーダ湖では魚がおらずフラミンゴを主食としている(!)ため、フラミンゴイーグルとも言われているらしい。

なお、ボツワナの通貨単位はプラ(Pula=“雨”“あいさつ”という意味)で、その100分の1がテベ(Thebe)。

イヌワシ Aquila chrysaetos / タカ目タカ科
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メキシコ2ペソ硬貨/材質:金色部分はアルミニウム青銅、銀色部分はステンレス
メキシコ2ペソ硬貨表メキシコ2ペソ硬貨裏
(左)表:国章(イヌワシ)/(右)裏:アステカの暦石“太陽の石”(ジャガーなど)
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メキシコの国章としてサボテンの上で蛇をくわえている姿がデザインされているが、これはアステカの民が首都を決めるためにウィツィロポチトリ神(アステカ神話の太陽神・軍神・狩猟神)の神託により「サボテンの上に蛇を食らう鷲がいる土地」を探して200年の間彷徨った伝説に由来するらしい。5つの亜種に分けられ、メキシコを含む北米に分布するものはA. c. canadensis、日本と韓国に分布するものはA. c. japonica(日本では国の天然記念物)。英語ではGolden eagle

メキシコの通貨単位はペソで、その100分の1がセンターボ。


メキシコ旧50ペソ硬貨/材質:白銅
メキシコ旧50ペソ硬貨表メキシコ旧50ペソ硬貨裏
(左)表:国章(イヌワシ)/(右)裏:先住民族初の大統領ベニート・ファレス
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メキシコ旧1ペソ硬貨/材質:ステンレス
メキシコ旧1ペソ硬貨表メキシコ旧1ペソ硬貨裏
(左)表:国章(イヌワシ)/(右)裏:独立革命の英雄ホセ・マリア・モレーロス
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メキシコ旧1ペソ硬貨/材質:白銅
メキシコ旧1ペソ硬貨表メキシコ旧1ペソ硬貨裏
(左)表:国章(イヌワシ)/(右)裏:独立革命の英雄ホセ・マリア・モレーロス
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メキシコ旧1ペソ硬貨/材質:銀10%、他不明
メキシコ旧1ペソ硬貨裏メキシコ旧1ペソ硬貨表
(左)裏:国章(イヌワシ)/(右)表:独立革命の英雄ホセ・マリア・モレーロス
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メキシコ旧5センターボ硬貨/材質:黄銅
メキシコ旧5センターボ硬貨表メキシコ旧5センターボ硬貨裏
(左)表:国章(イヌワシ)/(右)裏:独立革命で活躍したホセファ・オルティス・デ・ドミンゲス
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メキシコ旧5センターボ硬貨/材質:黄銅
メキシコ旧5センターボ硬貨表メキシコ旧5センターボ硬貨裏
(左)表:国章(イヌワシ)/(右)裏:独立革命で活躍したホセファ・オルティス・デ・ドミンゲス
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コンドル Vultur gryphus / タカ目コンドル科
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チリ旧10センティースモ硬貨/材質:アルミニウム青銅
チリ旧10センティースモ硬貨表チリ旧10センティースモ硬貨裏
(左)表:コンドル/(右)裏:麦の穂
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「コンドルは飛んでいく」というフォルクローレでもおなじみのアンデス山脈に分布する有名な大型猛禽類で、チリの国鳥となっている(他にボリビア、コロンビア、エクアドルでも国鳥)。初期のDNAの研究から20世紀末にはコウノトリ目に属するという説もあったが、近年の研究でそれは否定されている。コンドル目に属するという説もある。

ちなみに、「センティースモ」はチリで1960〜75年に使われていた通貨単位「エスクード」の100分の1の単位。現在の通貨単位はペソ。


チリ旧1ペソ硬貨/材質:白銅
チリ旧1ペソ硬貨表チリ旧1ペソ硬貨裏
(左)表:コンドル/(右)裏:月桂樹
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コロンビア旧10センターボ硬貨/材質:白銅
コロンビア旧10センターボ硬貨表コロンビア旧10センターボ硬貨裏
(左)表:国章(コンドルなど)/(右)裏:カラルカ(スペインによる征服に抵抗したインディオの族長)
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ケツァール Pharomachrus mocinno / キヌバネドリ目キヌバネドリ科
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グアテマラ旧1センターボ硬貨/材質:黄銅
グアテマラ旧1センターボ硬貨表グアテマラ旧1センターボ硬貨裏
(左)表:国章(ケツァールなど)/(右)裏:先住民虐殺を糾弾した司教ラス・カサス
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グアテマラの国鳥で、頭から背にかけてが金属光沢のある濃緑色、腹部が赤色と鮮やかな色彩を持ち、世界一美しい鳥ともいわれる。デザインされているのは雄で、体よりはるかに長い尾羽を有する。“ケツァール”はアステカの主要言語だったナワトル語で「大きく輝いた尾羽」の意。カザリキヌバネドリという和名も持つ。メキシコ南部からパナマにかけての山岳地帯の森林に生息。なお、キヌバネドリ目をブッポウソウ目に含める説もある。

グアテマラの通貨単位はケツァルで、これはケツァールにちなんだもの。その100分の1がセンターボ(複数形はセンタボス)。

ヤシオウム Probosciger aterrimus / オウム目オウム科
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インドネシア100ルピア硬貨/材質:アルミニウム
インドネシア100ルピア硬貨裏インドネシア100ルピア硬貨表
(左)裏:ヤシオウム/(右)表:国章(神鳥ガルダ)
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ニューギニア島とオーストラリア北部に分布するオウムの仲間。赤い頬を除き全身真っ黒で、全長55〜60cm。強力な嘴で、他の鳥が食べるのが困難な硬い木の実を食べる。

表面はインドネシアの国章で、鳥はインド神話の神鳥ガルダ(インドネシア語ではガルーダ)。

コトドリ Menura novaehollandiae / スズメ目コトドリ科
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オーストラリア旧10セント硬貨/材質:白銅
オーストラリア旧10セント硬貨裏オーストラリア旧10セント硬貨表
(左)裏:コトドリ/(右)表:エリザベス2世
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デザインされているのはオスで、竪琴のようなレース状の尾羽を持ち、これが和名の由来となっている。オーストラリア固有種。モノマネをする鳥として知られ、求愛ダンズの際オスは他の鳥の鳴き声を真似するが、中にはカメラのシャッター音やチェーンソーの音を表現する個体も(笑)。

ちなみに現行の硬貨は裏面は同様だが、表面のエリザベス2世がお年を召した姿になっている。

ベニハシガラス Pyrrhocorax pyrrhocorax / スズメ目カラス科
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イギリス王室属領マン島旧2ペンス硬貨/材質:青銅
イギリス王室属領マン島旧2ペンス硬貨裏イギリス王室属領マン島旧2ペンス硬貨表
(左)裏:ベニハシガラス/(右)表:エリザベス2世
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和名の通りくちばしが赤いカラスの仲間(ただし日本で普通に見られるカラスの仲間とは別属)。旧北区とアフリカに分布し、マン島を含むイギリス諸島に生息するものは基亜種のP. p. pyrrhocorax

ちなみにマン島の紋章の右側にはカラスが描かれているが、そのくちばしは黒く、ベニハシガラスではないようだ。

オオフウチョウ Paradisaea apoda / スズメ目フウチョウ科
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インドネシア旧50ルピア硬貨/材質:白銅
インドネシア旧50ルピア硬貨裏インドネシア旧50ルピア硬貨表
(左)裏:オオフウチョウ/(右)表
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雄が美しい飾り羽を持ち、繁殖期に多彩な求愛ダンスを踊ることで知られる鳥、ゴクラクチョウの仲間の代表的な種。最初ヨーロッパにもたらされた標本が足を切り取られていたため、一生枝にとまらない鳥と勘違いされ、「足の無い、極楽の鳥」を意味する学名が付けられた。

英語ではGreater Bird-of-paradise

ホオダレムクドリ Heteralocha acutirostris / スズメ目ホオダレムクドリ科
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ニュージーランド旧6ペンス硬貨/材質:白銅
ニュージーランド旧6ペンス硬貨裏ニュージーランド旧6ペンス硬貨表
(左)裏:ホオダレムクドリ/(右)表:エリザベス2世
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ニュージーランドの現在の通貨単位はドル(セント)だが、1967年まではポンド(ペニー、ペンス、シリング)が用いられていた。これはその頃の6ペンス硬貨で、デザインされている鳥はマオリ語でHuiaと呼ばれるホオダレムクドリ。くちばしの形が異なる雌雄(コインのものは雌)が協力して餌をとる習性があったが、1907年に絶滅してしまった。

なお、これが今のところコレクション中で1番気に入っているコイン。表面のエリザベス2世が若くて美人だからではない(笑)。

ホオグロスズメ Passer melanurus / スズメ目スズメ科
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南アフリカ旧1セント硬貨/材質:青銅
南アフリカ旧1セント硬貨裏南アフリカ旧1セント硬貨表
(左)裏:ホオグロスズメ/(右)表:ヤン・ファン・リーベック
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ホオグロスズメはアフリカ南部の乾燥地帯に分布する。和名の通りオスの頬は黒いが、頬以外に頭頂部や胸も黒く、日本のスズメとはだいぶ印象が異なる。一方雌に黒い模様は無く、これまたスズメっぽくは無い(ニュウナイスズメに似ている)。

なお、上の硬貨には表面の言葉が英語のものとアフリカーンス語のものの2種類があり、画像は後者。アフリカーンス語はオランダ語やマレー語が混ざり合った言語だが、硬貨発行当時の悪名高きアパルトヘイトの象徴として、現在では廃れる傾向にあるという。表面の肖像のヤン・ファン・リーベックは17世紀のオランダの植民地監督者で、南アフリカのケープ植民地を建設した人物だが、なんと1642年には日本の長崎・出島に派遣されていたそうだ。下の硬貨の国章は2000年まで使われていたもの。



南アフリカ旧1セント硬貨/材質:青銅
南アフリカ旧1セント硬貨裏南アフリカ旧1セント硬貨表
(左)裏:ホオグロスズメ/(右)表:旧国章(スプリングボックオリックス
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